Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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510023211 レーヴァテイン・擬彩 世界を終わらせる剣

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マスターの元に、 また新たな姫が入隊した

5100231.png 【レーヴァテイン】 なぁに…? 天気もいいし、 どこかに出かけないか…って?

5100231.png 【レーヴァテイン】 めんどくさいし、パス… それに、私が外を出歩いてたら、 みんな怖がるでしょ

5100231.png 【レーヴァテイン】 …こんな姿なんだし

レーヴァテイン・ 擬彩(インテグラル)

彼女の言葉の通り、 レーヴァテインは 異族の力を取り込んでいる

異族化した インテグラルキラーズには、

『新たな世界を創る』 という高い理想がある

だが、このレーヴァテインは…

5100231.png 【レーヴァテイン】 はぁ…めんどくさい

…が口癖の、 常にやる気のない姫だった

不思議に思ったマスターは、 彼女に尋ねる

5100231.png 【レーヴァテイン】 なぁに…? 私になんか用…?

君って面白いね どうして、そんなに やる気が無いの?

5100231.png 【レーヴァテイン】 ……!

5100231.png 【レーヴァテイン】 ………

マスターの言葉に 驚いた表情を見せたが、 すぐに真顔に戻る

ど、どうしたの…? だがマスターの問いに対して、

5100231.png 【レーヴァテイン】 ……別に…

とだけ答え、 その場を後にするのだった

数日後……

5100231.png 【レーヴァテイン】 はぁ…めんどくさい

そうは言いながらも、 持ち前の戦闘力の高さで、 敵を殲滅するレーヴァテイン

5100231.png 【レーヴァテイン】 やっても無駄って、 言っておくべきだったかな…

やる気は感じさせないながらも 入隊以降、彼女は 上手くやっているように見えていた

だが……

そんな平穏な日々は、 思わぬところから 終わりを告げた

5100231.png 【レーヴァテイン】 ふわぁ…

とある朝 起きてこないレーヴァテインの 様子を見に来たマスター

5100231.png 【レーヴァテイン】 10時ぃ…? なによ、まだ夜じゃない 私の朝は12時からなの

戦闘面で問題はないものの いかんせん怠惰過ぎる

5100231.png 【レーヴァテイン】 なぁに…? めんどくさいんだから、 話し掛けないでよ

それはそれで、 隊の姫たちから 評判が悪くなり始めたのだ

さらに、 問題はそれだけではなかった また別の日には…

5100231.png 【レーヴァテイン】 みんなで食事に…?

5100231.png 【レーヴァテイン】 私はいい、パス

5100231.png 【レーヴァテイン】 なんでって… めんどくさいから

隊の姫たちとの コミュニケーションにも 積極的に入ってこようとしない

そこで一人の姫が、 レーヴァテインに突っかかった

もっとやる気を出して、 私たちの輪の中に入って来て欲しい と

5100231.png 【レーヴァテイン】 ………

だが彼女は……

5100231.png 【レーヴァテイン】 ……本気で言ってるの?

5100231.png 【レーヴァテイン】 私は…… 世界を終わらせる魔剣

5100231.png 【レーヴァテイン】 私なんかに 関わらない方がいいわ

そう言い残し、 去っていく彼女の目は 冷たく渇いて見えたのだった

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