Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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510141213 ティルフィング ブラックキラーズ執行官衣装ver. 黒式・強欲切裂ク黒銃

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5101411.png 【ティルフィング】 はぁ、はぁ… くっ…

全ての異族を倒しきり、 肩で大きく息をする彼女に マスターがかけよる

5101411.png 【ティルフィング】 マスター… うっ…

彼女は奮戦したが、 無傷ではいられなかった 傷は浅いが、数が多い

ひとりであの数と戦うなんて無茶だよ、 すぐにみんなを呼んでくるから… というマスターに、彼女は銃を向ける

驚いて自分を見るマスターを じっと見据え、 彼女はゆっくりと口を開く

5101411.png 【ティルフィング】 余計なことは しないでください

5101411.png 【ティルフィング】 助けも、仲間もいらない

そう言ってマスターを脅すように、 引き金に指をかける

マスターは抵抗せず、 …わかった、いいよ と、答えた

5101411.png 【ティルフィング】 …は?

君の要望を聞くよ その代わり、その後は 僕の要望も聞いて欲しいと、マスター

5101411.png 【ティルフィング】 …どういうことですか?

君が僕を撃った後は 君には治療を受けて欲しい 真剣な顔でマスターが言う

5101411.png 【ティルフィング】 …アナタ、いまがどんな状況か わかっているんですか?

5101411.png 【ティルフィング】 銃を向けられているのですよ? 警戒心はないのですか?

5101411.png 【ティルフィング】 抵抗もしないなんて… そんなことでは、本当に 命を奪われてしまいますよ?

君がそう望むなら、それも運命だ と、マスターはティルフィングを まっすぐ見つめる

その真剣な目が、凍っていたティル フィングの心を少しだけ溶かした 彼女は、銃を下げてため息をつく

5101411.png 【ティルフィング】 はぁ… アナタも、無茶をしますね

自分は君のマスターだよ、 だから君を守る義務がある と、マスターはいう

5101411.png 【ティルフィング】 私を…守る?

君を見守っていたつもりだけど、 もっと早く話を聞くべきだったんだ どうにかしたいと思っていたのに…

君があんなに追い詰められるまで 何もできなかったなんて、 マスター失格だよ、とマスター

5101411.png 【ティルフィング】 マスター… たしかに、アナタは 私の気持ちを知りませんでした

5101411.png 【ティルフィング】 ですが… 私もアナタの気持ちを 知りませんでした

5101411.png 【ティルフィング】 私は誰からも必要とされず、 疎まれている存在なのだと、 そう思っていました

それは誤解だよ、とマスター

5101411.png 【ティルフィング】 そう…ですか? でも… それも、もういいんです

5101411.png 【ティルフィング】 私を思ってくれる気持ち… そのアナタの心を、 手に入れることができましたから

5101411.png 【ティルフィング】 アナタは、私にとって たったひとりのマスターで… かけがえのない存在です

5101411.png 【ティルフィング】 これからも… アナタと共にいさせてください アナタを守る、その任務遂行のために

『黒式・強欲切裂ク黒銃』 ティルフィングの強い気持ちが、 彼女に新たな力を目覚めさせる

810004.png 【異族】 グギャギャギャギャッ!

5101411.png 【ティルフィング】 マスター! こちらへ!

5101411.png 【ティルフィング】 アナタを奪おうとする存在から、 私がすべてを奪ってみせます

5101411.png 【ティルフィング】 アナタのために、 私ができることはそれだけですから…

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