60053304 ケーリュケイオンストーリー 『ヘルメースの奇跡』
【ケーリュケイオン】
やっぱ、お菓子よりケーキよね?
大人の女は♪
マスターとやってきた喫茶店で、 嬉しそうに話すケーリュケイオン
みんなに内緒で悪い子だな と、マスターがからかう
【ケーリュケイオン】
なに言ってんの?
みんなも喜んでたし、
オールOKでしょ?
【ケーリュケイオン】
私もケーキを食べられたし、
それにマスターとデートも
【ケーリュケイオン】
…あ
デート? マスターが聞き返す
【ケーリュケイオン】
お、おいしいね、
このケーキ
顔を赤くして誤魔化す彼女 支払いを済ませようとした その時─
【ケーリュケイオン】
え?あれは冗談よ
私から誘ったんだから、
私が払うわ
【ケーリュケイオン】
なぁに?
そんな驚いた顔して
選択肢:
- 本当は優しいんだね → select_label_01へ
- 思いやりがあるんだね → select_label_02へ
- 悪いから、やっぱり僕が払うよ → select_label_03へ
本当は優しいんだね なぁに? そんな驚いた顔して
select_label_01:
【ケーリュケイオン】
「本当は」は余計よ…!もう
select_label_02:
【ケーリュケイオン】
あれ?今頃、気づいた?なんて
select_label_03:
【ケーリュケイオン】
いいから、いいから♪
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笑顔で会計をする彼女
じゃあ、お言葉に甘えて… ありがとう と、マスターが素直に頭を下げる
【ケーリュケイオン】
…!
一瞬、動きの止まった彼女に、 どうしたの?と マスターが尋ねる
【ケーリュケイオン】
今でも働いたら、
その対価をもらうのは
当然だと思ってる…でも…
【ケーリュケイオン】
たまにはいいもんだね
無償の奉仕ってやつも
【ケーリュケイオン】
ありがとう
…って言ってもらえたら、
こっちまで嬉しくなっちゃう♪
【ケーリュケイオン】
そっか…
誰かになにかをしてあげるって…
自分の力にもなるんだ!
その想いは、 彼女に新たなるスキル 『ヘルメースの奇跡』をもたらした
【ケーリュケイオン】
マスター、こっちこそありがと!
今日はほんとに楽しかったし、
大事なことを教えてもらった気がする
【ケーリュケイオン】
良かったら…
また一緒に出掛けてくれる?
もちろん! 今度は僕がおごるからね と、笑顔で返すマスター
【ケーリュケイオン】
わかった!
約束だよ♪
マスターの手を引く彼女の瞳は、 キラキラと光り輝いていた
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