60063203 学園_シタ 『フィーリングライト』
マスターは意を決して ミストルティンに尋ねた
【ミストルティン】 やはり…気になりますよね… 私がいつも一人でいる理由…
そうなのだ ミストルティンは温室以外では ほぼいつも一人なのだ
【ミストルティン】 一人でいるほうが… なにかと楽なんです…
【ミストルティン】 理由は… 今は聞かないでくれますか…?
選択肢:
- 変なことを聞いてごめんね → select_label_01へ
- 話したくないことって、あるよね → select_label_02へ
- 今の質問、忘れてほしい → select_label_03へ
理由は… 今は聞かないでくれますか…?
select_label_01:
【ミストルティン】 いえ…当然の疑問かと思います
select_label_02:
【ミストルティン】 気を遣わせてしまいましたよね…
select_label_03:
【ミストルティン】 …覚えていてもいいですか?
select_label_end:
【ミストルティン】 わかっているんです… 自分がいかに後ろ向きなのか… よくないなって思ってはいます…
【ミストルティン】 でも、なかなかうまくできなくて… そんな私をシタさんとミトゥムは 受け入れてくれました…
【ミストルティン】 あの二人を見ていると… 誰かと仲良くする…信頼し合うって 本当に素敵なんだなって…
【ミストルティン】 あの、いえ! それだけじゃありません! マスター、も……
ミストルティンは なぜかうつむいてしまった
【ミストルティン】 いつもいつも… 気を遣っていただいて… ありがとうございます…
【ミストルティン】 いつか… 今日、質問されたこと… きちんとお話します
【ミストルティン】 だから… それまでもう少しだけ 待っていてくれませんか…?
もちろんだよ マスターは笑顔でうなづいた
【ミストルティン】 ありがとう、ございます… 私、一歩前に進めたのかも しれません…
【ミストルティン】 自分で決めて…自分で伝えられた… 『フィーリングライト』 今日のこと…大事にします…
それはまさしく 彼女が新たなスキルに 目覚めた瞬間だった
いつまでも待っているから 無理して急ぐ必要はないよ
マスターはそう伝えると 静かに温室を去ろうとした
【ミストルティン】 ま…待って… 待って下さい!!
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