60101101 イリヤストーリー 退屈少女
【イリヤ】 あ~あ、退屈ね
彼女の名前は イリヤスフィール・ フォン・アインツベルン
通称、イリヤ
異世界から来たという 彼女は隊に合流後、 誰とも接点を持たずにいた…
【イリヤ】 異族、だっけ?アレ 私の敵じゃないわね
その可憐な見た目とは裏腹に、 彼女の強さは群を抜いていた
【イリヤ】 私は一人で十分よ あなたが出る幕はないわ
【イリヤ】 それにしても、 あなたは一人じゃ 何も出来ないのね
【イリヤ】 キル姫達に守られて 生きていくのが お似合いだわ
お互い支えあって戦えば どんな強敵にだって打ち勝てると 力説するマスター
【イリヤ】 そんな甘い事言っているから 強くなれないのよ
【イリヤ】 私は一人で強くなってみせるわ
【イリヤ】 邪魔しないでよね
踵を返しその場を去るイリヤ
【イリヤ】 私は… 一人でも生きていける… 大丈夫、一人でも…
彼女の背中は どこか冷たく寂しさを 感じさせるのであった…
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